犬の認知症の症状
うちの子の行動がちょっとおかしくなって、もしかして認知症かも?と思い始めた最初の症状が今まで出来ていたお座りやお手など、教えたことが出来なくなったことでした。
それまでに、身体の症状でパッと見て分かる症状は白内障のみ。
呼んでも反応が薄く、耳も聞こえづらくなっているのが分かりました
ゆっくりゆっくり、年単位で症状は進んで行き、自分のハウスの奥に向かって唸ったり吠えたりするように。
そして、ずっと同じ部屋の作りで、家具の位置なども変えていないのに変な隙間に入り込むようになりました。
行き止まりになっている壁の前で困っている様子だったり、今まではバックして出られたような隙間で鳴いていたり。
向きを変えて進むということが出来なくなってきました。
そして認知症がさらに進むと、夜と昼の行動が反対に。
昼間は寝てばかり。
耳も聞こえないので、ご近所さんのワンちゃんの声にも無反応、知らない人が玄関先にやってきても無反応で寝ています。
その代わり、私たちが寝静まったころ、ウロウロ歩き回り徘徊が始まります。
そして夜鳴き。
夜中になると怒ったように吠えたり、悲しそうに鳴いたり、何か見えているの?と思うほど一点を見つめて吠えることもありました。
この頃には、後ろ足も少しよろめくようになってきました。
そして寝る場所の変化。
今までは暑い時は玄関マットの上で寝る事はあっても、ほとんどハウスで寝ていました。
それが認知症になってからというもの、あらゆる場所で突然寝てしまうように。
廊下だったり、キッチンだったり、敷居の上だったり。
低い方に頭が向いていたりで、クッションの使い方もおかしくなりました。
この時期一番大変だったのが、トイレの失敗。
必ずトイレで出来ていた排泄が、だんだんトイレの外側にもするようになったので、トイレシートを広範囲に敷いてました。
そしてやがて、所かまわず色んな場所に排泄するようになってしまいました。
掃除の回数も増え、しかも夜に行動的になるため、夜中に気が付いて掃除…なんてことが毎日。
またしちゃったの~?ってナデナデしてお掃除。
認知症になって、私が誰だか分かってないだろうけど、なるべく身体を触るようにしていました。
今までは絶対に自分のオシッコを踏んだことがないのに、認知症になってからは踏んでるわ、そのまま歩いてるわで、本当に何度も何度もお掃除。
夜中は動く範囲を狭くするように工夫はしていましたが、それでもお掃除の回数は激増しました。
大切なペットの保険選びは保険スクエアbang!/ペット保険
